定期保険の種類


定期保険の種類には、以下のようなものがある。

平準定期保険(普通定期保険)
契約時の保険金額が、契約満了時まで変動しないもの。
逓減定期保険
契約時の保険金額が、年を経るごとに一定金額まで減少していくもの。子供の養育費用、住宅ローン(団体信用生命保険等)等の借金といった、責任・債務の減少に沿って保険金額を減らす事ができるため、合理的とみなされることもある。保険料は一定であり、平準化が図られているため、加入初期のうちは平準定期保険よりも保険料が割安になる。貯蓄性はほとんど有さない。
逓増定期保険
契約時の保険金額が、年を経るごとに一定金額まで増加していくもの。成長企業の取締役など、年が経つごとに責務が増していく者には適当とされる。低減定期保険同様、保険料は平準化が図られているため、加入初期は平準定期保険より割高となるが、保険期間の終了間際には割安となる。また、責任準備金が積み立てられる形になるため貯蓄性も有し、保険金と退職金を同時に確保するために加入する場合も多い。

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