公団住宅募集申請利用ガイド

公団住宅 募集 当選のために

公団住宅 募集 当選のために

公団公社・都民住宅・特優賃等、首都圏で行われている公共住宅の募集はほとんどが抽選で行われ、空家・新規等の募集を含めると年間30〜50回以上も行われています。しかし、種類も多く、人気が分散する公共住宅市場において、国や地方自治体、特殊法人等が独自で運営する各公共団体の情報はなかな分からないのが現状です。例えば、『何処にどういう公共住宅があるのか?』『何時、何処でどの物件の募集が行なわれるのか?』『当たる確率は?』など、なかなか分からないのが現状です。公共住宅入居のコツは、やはり、『諦めず長期間に渡って、こまめに数多く応募手続きを重ねていくこと』です。


@希望は広い範囲で、応募倍率を予測して



公団住宅の当選率を良くするためには、希望地区を出来るだけ広くするか、公団住宅の希望物件をたくさん選んでいただく事をお勧めしています。結果的に募集対象が狭まったのでは、確率はよくありません。例えば、良くあるのが不動産感覚で物件を絞ってしまうケース。その住宅が大型物件である場合は、年間を通してある程度の空家戸数が募集されますが、小型の物件の場合は、年間を通して1戸も空家が出なかったという事も多いのです。これでは、当たる以前の問題になってしまいます。やはり、当選率を考えるならば、希望はできるだけ沢山出していただくのが安全な選択です。また、当センターでは、過去のデータから、最も当選率のいい地区を予測して申込む事も可能です。当選したときに、物件を見に行って、万が一、気に入らなければ辞退する事も公共住宅の申込みでは多いのです。希望地区は何回当選しても構いませんので、沢山出されるのがベストです。


@公団住宅の申込みは長期計画で


公団公社などの公共住宅の場合、住宅が募集されてから抽選結果が出るまでが1〜2ヶ月程度。当選して当選順位により、入居できるまでが1〜6ヶ月位かかります。これは、公共住宅の場合、空家になってから募集するのではなく、空き予定や想定空家戸数を事前に募集してくる事が多いからです。また、空き発生後はもちろん内装工事も行うための期間もあります。従って、運良く1回で当選しても 入居できるまで最短3〜4ヶ月はかかる事になるわけです。公共住宅への入居は、早めのアクションが大切です。